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水のありがたさを実感しました!

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水のありがたさを実感しました!
 九州に寒波がやってきたのは1月23・24日でした。寒さに慣れていない有明地区では、真っ白な雪景色に喜んだのは子供たちで、路面のつるつるや交通ダイヤの乱れなど、我々職業人としては困った状況でした。
 その後遺症が水道管の破裂。それも大牟田市は5万世帯に至る断水。26日の0時から水道は止まりますとの連絡を受けたのは、25日(月曜日)の23時過ぎでした。施設に詳しい事務職員が病院に駆けつけ、夜勤のナースと共にあるだけの容器に水の汲み置きをしてくれたとのこと、トイレの水の使用禁止と患者さんへの連絡をたのんで床に就きました。水が出なければ透析が困る。ナースの手洗いが出来ないとなれば感染が広がったら困る。朝の5時起床と共に管理者たちに電話をして、水道の代わりになる蛇口のあるポリタンクやレジャー用の容器を、持っているものは持参するように伝えました。6時半に病院について、井戸の水を容器に汲んで各洗い場に設置する準備をしていたら、市役所の担当者と自衛隊の方が見えて、昼ごろから給水を開始しますと言われました。確かに昼ごろから自衛隊の給水車が来て毎時1トンの給水を開始してくださいましたが、当院は130名の透析患者を抱えていて、一人の透析に120リットル必要との計算に、正常な透析治療ができるか、貯水タンクの水の残量と、供給量と、時間とのにらめっこでした。腎センターの医師・師長・臨床工学士は透析の途中で水がストップすることが無いよう、危険を回避する措置を検討するのに追われ、事務は時間の変更を患者さんに連絡するのに追われました。送迎バスの運転手さんにも、確実な時間を伝えないといけない、患者さんたちの昼食も栄養科と相談しながら決定して、早めの昼食で漏れの無いように連携を取ってくれました。1時間に1トンの水では間に合わず、のちには3トンに増やしていただいて、透析時間も1時間短縮で行い、水曜日の夜間透析の患者さんは12名は他院にお願いして、事なきを得ました。水曜日の19時、貯水は満タンできるとの予想で、トイレの張り紙や手洗い水の撤去、厨房の食器洗浄を開始したら、7トンの水が一気に減って、びっくりした次第です。28日木曜日、11時ころ断水解除、水質検査OKの許可にひと安堵しました。国道208号線沿いの当院は、自衛隊の給水が目立って、いろいろな報道関係者が見えましたが、透析に大量の水が必要なことを知っていただきました。飲み水や厨房で使う水の支援など、多くの方の物資提供への感謝と共に水のありがたさをしみじみ感じた2日半でした。そして当院のスタッフは、アクシデント時は一致団結して動いてくれると実感した次第です。では、また。

看護部長
静子のつぶやき

2016年2月8日
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