第16回日本腎臓リハビリテーション学会に参加しました。
学会を通して、腎臓リハビリテーションの重要生とその包括的な役割について理解を深めることができました。特に、運動療法だけでなく、食事療法や水分管理、薬物療法、精神心理的 サポート を含めた多面的な関わりが、患者のQOLや予後に大きく影響する点が印象に残りました。
講演の中で、運動療法が透析の患者の身体機能やQOLの改善、さらには、心血管イベントの抑制や生命予後の向上に寄与する可能性がある点が重要性であると学びました。また、腎性貧血や活動量低下、栄養状態の悪化が相互に影響し合うことや、心臓関連の視点から包括的に管理する必要があることを知り、日々の看護において意識する必要があると感じました。さらに、運動療法に加え、食事・栄養療法の併用や身体活動量の管理の有用性について理解を深めることができました。加えて、透析患者における足病変予防の重要性について、改めて理解することができました。特に高齢化の進行に伴い、フレイルや身体機能低下を有する透析患者が増加している中で足病変はADLやQOLの低下に大きく影響する重要な問題であると感じました。当院で行われている定期的なフットチェックや重症化予防指導の取り組みは、足病変の早期発見及び重症化予防に有効であり、患者のADL維持に大きく貢献していると考えられます。又、循環器、皮膚科、整形外科など他職種が連携して介入することで、より迅速かつ適切な治療につながる点が重要であると感じました。一方で、マンパワー不足や個別性への対応など、臥床での継続的実施に課題があることも理解しました。
これらの学びから、患者の身体機能や活動量、生活背景、栄養状態などを総合的に把握しながら、他職種が連携し、継続的に支援していくことが重要であると考えました。特に、透析看護師として、日常の観察を通して貧血症状や疲労感に加え、足部の状態を注意深く確認し、異常の早期発見に努めることが重要であると感じました。また、セルフケア支援や生活習慣の改善につなげるとともに、フットケア指導を含めた継続的な関わりが必要であると考えました。
今後は、今回得た知識を活かし、腎臓リハビリテーションの視点を取り入れた包括的な看護を実践していきたいです。 運動療法とフットケアを組み合わせた支援を意識し、患者のQOL向上と身体機能の維持・向上に努めていきたいと思います。
腎センター看護師 レア・パブアヨン
2026年4月24日